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太田

メキシコで大繁盛ラーメン店をつくった!(前編)

更新日:2020年3月8日

 昨今、日系企業はアジアの他に南米を生産拠点地にする傾向が見られ、中でもメキシコでは自動車部品関連の企業が増加傾向にあります。米中の貿易摩擦問題もあり、重要度が増す地域となっています。メキシコ進出に伴い駐在となった方々や日本で駐在員のサポートを行う方々の中には、言葉の違いだけではなく、メキシコ人と日本人の違い、メキシコと日本の文化の違いなど、様々な観点からお互いを理解できずフラストレーションを抱えている方も大勢いらっしゃるかと思います。

 そのような方々の少しでもお役に立てればと、メキシコで孤軍奮闘をし、僅か二年間で、メキシコ人のメキシコ人のためのラーメン店を大繁盛店にした日本男児に、メキシコビジネスのポイントについて取材してきました。ぜひご一読いただければ幸いです!

◆プロフィール

丸山義喜(通称ホセ) 1985年生まれ

愛知県蒲郡市に生まれ、高校卒業後、アメリカに2年間留学する。

留学時に、メキシコを訪問しタコスやテキーラに興味を持った。

2010年愛知県豊橋市の豊橋駅付近にある場末のスナック街(※1)に、お酒を扱うことと当時の豊橋ではメキシカンバルはなかったので、本格メキシカンバル「Mexipon(メキシポン)」を開店する。

2015年、メキシコのバハ・カリフォルニア州に属するエンセナーダ(Ensenada)にラーメン店をオープンするため、単身メキシコに渡る。


※1・・駅から歩いて1分の好条件にもかかわらず、若者どころか地元の人すら立ち寄らない古い飲み屋街。Mexiponができたことで、若者向けの店が増え、今では13店舗が軒を連なる繁華街になった。(画像あり)



中編に続く。

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